有明海でのカキ礁(佐賀県東部漁場)の実態調査を行いました。


 
 6月3日(大潮時)に佐賀県有明海漁業協同組合青年部の方と有明海奥部(佐賀県東部漁場)の5ヶ所のカキ礁のスポット調査を実施するとともに、カキ礁棲息生物の実態調査を行いました。
 有明海奥部佐賀県海域のカキ礁は、昭和50年当時1,085 ha(干潟面積の1割相当)という広さで分布していましたが、除去され、現在もナルトビエイの食害にあって面積が狭くなっています。しかしながら近年、カキ礁は、海水濾過機能、リンやCO2の固定による水質浄化機能を有するほか、複雑な構造が生物多様性の増大などに寄与することが確認されており、国内でも三番瀬干潟(東京湾)などにおいては、大規模な保全活動が実施されるなど、カキ礁復元の重要性が再認識されてきています。 

 

 

 

 

 

 

  (有明海東部。手前がカキ礁↑)               

 (カキ礁↓)                       (カキ礁採取の様子↓)

 

 

 

 

 

 

 調査の結果は以下のとおりです。
(カッコ内は30p2深さ10cmのカキ生息数)

@デンノツ(福岡県寄り)(3)

Aクロツ上(0)

Bヘンコウ(早津江川河口域)(38)

  大きなカキは殻のみ。小さいカキは生息している

C網洗い(4)

Dキンカイ(筑後川河口域)(124)