平成19年5月19日 平成18年度成果発表会を開催しました


【平成18年度成果発表会】

■日 時    平成19年5月19日(土) 13:00~17:00
■場 所    増田会館パル21 白雲の間(佐賀市鍋島町)
■プログラム
         1 平成18年度再生機構の事業概要報告(全体総括)
          有明海再生機構事務局長 中野 啓

         2 分科会報告
          (1) 陸域分科会
            ◎陸域で取り組むべき課題の検討状況
             ・有明海流総、有明海・八代海総合調査評価委員会の結果等を踏まえて
              陸域分科会座長 荒牧 軍治 教授

          (2) 干潟分科会
            ◎干潟・浅海域における底質環境と物質循環に関する研究  
            ○研究報告
             ・堆積相・生痕相解析、貝殻遺骸群集解析からみた堆積環境の変遷
              復建調査設計株式会社 市原 季彦
             ・底質環境と底生生物相の近年の変化
              熊本県立大学 堤 裕昭 教授
          (3) 生産分科会
            ◎生産目標の設定
             ・検討状況報告と今後の予定        (事務局)
            ◎漁業者ヒヤリング調査
             ・結果の概要報告                (事務局)
             ・研究者と漁業者等との意見交換(フロアーとの意見交換を含む)
              座長:生産分科会座長 大和田紘一教授

         3 自主事業報告
          (1)韓国干潟調査
           ◎調査報告                     有明海再生機構事務局長 中野 啓

          (2)有明海再生に係る研究費等助成事業(公募)
           ◎研究報告
             ・DBF海洋レーダーを用いた諫早湾湾口部の表層流動に関する調査
             長崎大学 多田彰秀 教授
             ・干潟打ち水によるアサリ等二枚貝の生産力増強効果に関する調査
             東京久栄(株)
             ・有明海海水中の超微量金属元素の濃度変化がもたらすプランクトン発生と
             ノリの生育に及ぼす影響 
             佐賀大学 田端正明 教授(書面報告)

         (3)その他                     (事務局)

【平成18年度成果発表会 レポート】

5月19日に平成18年度成果発表会を佐賀市増田会館パル21にて開催しました。当日は県内外から大学、企業の研究者、漁業者、一般県民、行政関係者など約110名の方々に御参加いただき盛会の内に閉会することができました。
当日の様子はテレビニュースや新聞にもとりあげられました。

【第1部:平成18年度有明海再生機構の事業概要報告】
事務局から18年度の事業概要報告がありました。

【第2部:分科会報告】
陸域分科会は、陸域で取り組むべき課題の検討状況を有明海流総、有明海・八代海総合調査評価委員会の結果等を踏まえて報告がありました。
干潟分科会は、「干潟・浅海域における底質環境と物質循環に関する研究」の研究報告がありました。
生産分科会は、事務局より検討状況報告と今後の予定が報告されたあと研究者と漁業者等との意見交換会が行われました。

【第3部:自主事業報告】
まず、事務局より韓国干潟調査報告がありました。
つづいて、有明海再生に係る研究費等助成事業の研究報告がありました。
18年度の有明海再生に係る研究費等助成事業は次の通りでした。
・ DBF海洋レーダを用いた諫早湾湾口部の表層流動に関する調査(多田彰秀:長崎大学)
・干潟打ち水によるアサリ等二枚貝の生産力増強効果に関する調査(㈱東京久栄)
・有明海海水中の超微量金属元素の濃度の変化がもたらすプランクトン発生とノリの生育に及ぼす影響(田 端正明:佐賀大学)

 

H19.05.19 H18年度成果発表会 講演録