平成19年6月30日 貧酸素シンポジウムを開催しました


シンポジウム「有明海における貧酸素水塊の発生と対応」を開催しました。

■日 時    平成19年6月30日(土) 13:00~17:00
■場 所    増田会館パル21 白雲の間(佐賀市鍋島町)
■主催     NPO法人有明海再生機構
■共催     独立行政法人 水産総合研究センター 西海区水産研究所
佐賀県、佐賀県有明海漁業協同組合

■プログラム
Ⅰ. 開催の主旨説明

Ⅱ.第1部
 ● 講 演
   「何故、貧酸素水塊が発生するようになったのか」
    座 長:佐賀大学 瀬口昌洋  
 ○貧酸素水塊の発生の現状
   水産総合研究センター西海区水産研究所  木元克則

 ○貧酸素水塊の拡大と発生原因としての赤潮の関連性
   熊本県立大学 堤 裕昭

 ○有明海の環境変遷と現状認識
   長崎大学   松岡數充

 ○質疑応答

Ⅲ.第2部 
 ●パネルディスカッション
  「貧酸素水塊の発生にどのように対応すべきか」

■ 話題提供
 ○ 漁業者から期待すること 
   佐賀県有明海漁協 青年部           久米和樹
■ 討 論
  コーディネーター :九州大学  本城凡夫
  パネリスト:
   北九州市立大学 九州大学             楠田哲也
   水産庁 漁場資源課 漁場保全調整班      和田雅人
   水産総合研究センター西海区水産研究所    小谷祐一
      同上                         木元克則
   佐賀県有明海漁協 青年部             久米和樹      

Ⅳ.閉会     

【シンポジウム概要】

  6月30日(土)にシンポジウム「有明海における貧酸素水塊の発生と対応」を佐賀市増田会館パル21にて開催しました。当日は県内外から大学、企業の研究者、漁業者、一般県民、行政関係者など約130名の方々に御参加いただき盛会の内に閉会することができました。

第1部では「何故、貧酸素水塊が発生するようになったのか」というテーマで各専門の
研究者から貧酸素水塊の現状や発生原因、有明海の変遷と現状認識について講演いただきました。
第2部では、先に「漁業者から期待すること」と題して佐賀県有明海漁協青年部の久米さんから話題提供があり、その後、研究者、行政、漁業者、各方面のメンバーによる討論会が行われました。

(当日の様子)

 

H19.06.30 シンポジウム「有明海における貧酸素水塊の発生と対応」講演録